「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」(ヨハネ3:16)

主任司祭 大海明敏

神様は世を愛された。つまり、神様は私たち一人ひとりを愛されたのです。

その出来事が馬小屋で神のひとり子が生まれ、祝福を与える為に来られたのです。

12月、また年末年始は、私たち人間同士の距離だけではなく、神様と私たちとの距

離をも再確認する時だと思います。

特に、日常忙しい時間や仕事に追われている今こそ、神を信じている私たちは

「喜びなさい。主はすぐ近くにおられます」(フィリピ4:5)という言葉を問われています。

毎年クリスマスにはいつも私たち一人ひとりのことを忘れることなく思っている人々や幼子イエスがいてくださることは、何と心強く嬉しいことでしょう。

神が来られるからこそ、忘れてしまっていたかもしれない大切な人を思い出して、勇気を持って関わってみることも愛の行動の一つとなることでしょう。

クリスマスから正月にかけて、家族と共に時を過ごすという人は多いと思います。

逆に家族と共にいられない寂しさ、孤独さを感じる人も沢山いるのです。

私たちは多くの人が家族の事を思う年末年始を迎える時期に聖家族を祝う事は本当に意味深いと聖霊の導きと照らし、また聖家族の模範ととりなしを祈り求めていきましょう。 皆さまが、健康で神の愛を感じるクリスマスと年末年始を過ごすことができるように祈っています。

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